かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

ハンデ、要る?

秋田このはな会の練習は、三分の百首かるた競技で行っているのですが。


上級者と下級者が常に互角の勝負になるよう、枚数差・・・つまりハンデを設けて対戦をしています。ハンデの付け方を詳しく語るとここに収まりきらないので割愛しますが、とにかく各々の現状のレベルに応じて何枚差の状態で行うかを決めています。


三分の百首では、ABCそれぞれに分けられた、33枚ないし34枚の中から20枚を使用して競技を行います(競技方法自体は普通の百首での競技と同じです。異なる部分は大まかにいうと、暗記時間が15分ではなく5分である事・AならAの札しか読まれないということですね)

20枚を使うのだから、お互いの持ち札は10対10です。
が、ハンデを設けると、11-9になったり12-8になったりするワケです。
厳密に差を考えた時には、必ずしも20枚使うとは限らず、「枚数差」を重視するために21枚にして行うこともあります(ハンデ3枚差なので12-9とか、ハンデ5枚差だと13-8とか・・・)

まぁ、そんな感じでやっている私たち。他から見たらかなり「変わったやり方」なのですが、ウチにとってはスタンダードです。なので「ハンデなし」と言われると思わず「えっ!?」などと言ってしまう始末。慣れとは恐ろしいものです(笑)


で、先日、岡山大学のF君がウチの練習会に参加してくれたんですが、大学のかるた部でやっている子。どのくらいのレベル帯なのかすぐに判別できないこともあります。・・・なので、とりあえず今回はハンデなしで様子を見てみようかなと思ったワケですが・・・



やだなー、遠慮しなくてもいいのにー(笑)


戦局が不利であることは、普通に取っていてもしばしばあることです。
そういう状況に追い込まれた時に、根性を出して頑張れるかどうかという事になるので、せっかく練習しているのだからどのような条件も跳ね返す心の強さを身に付けていって欲しいですし、自分もそういう競技者でありたい。そう思いながら、日々練習に励んでいるのであります。