かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

素振り

素振りというものを、あまりやってみた事がない私。
合同練習会に行くと皆さんやっているので、やっぱりやった方がいいのかなぁと思いつつ、でも具体的にどういう風にやればいいのか分からないので、見よう見真似でしかやれなかったり。


素振りで思い出したんですが、こないだサークルのお食事会の時に
「畳をバンバンやるのは何でなの??」
とおばさま方が不思議がっていました。
うーん、理論的に考えるとどうなんでしょうねぇ。

試しに、素振り(のようなもの)を、畳にバンッといくくらいにやってみたりしてみたのですが。

なんだろうな。札に触る瞬間の速度が若干違うのかな???
・・・と思ったのは何でかというと。

例えば押さえ手で取る場合、札の所で「止める」という動作をしますよね。
っていう事は「止める前」からすでに減速している・・・はず。
だって最終的に止めるんですしね。
だから悪いって言うんじゃなく、別に余裕がある状態なら押さえでもとれますし。。。

払い手の場合。
普通に払うだけの動作であれば、札の所では止めないですね。
だから、押さえ手に比べて、札に触る瞬間の速度は速いはず。
何故なら、そこでは減速をしないから。
じゃあ、同じ払いでも畳を叩く場合はどうなんだろう?
払う瞬間までの動作は、同じはず。
だったら叩く必要ってないよね、と思う。

叩くというのは何でだろう?
私的に思ったのは「柔道の受け身みたい」
受け身には、意味があります。倒された時の衝撃を分散するためだから。
だったら、払いの後の叩く動作にもやっぱり意味はあるんじゃないのかな。

思うに「札を払う時に自分の体を支える」という部分のリソースを少なくしてるんじゃないかなぁ。普通に払う時は、フォロースルーの姿勢をキレイに取るために体のバランスを取る事を無意識にしていると思うんだけど、多分それにあまり力を分散させず、払う方により多くのリソースを置いているんじゃないかしら?
でもそれでは体勢が崩れるから、体の力で止めずに受け身を取るかのように「叩く」事で、取った後の体のバランスを取ってるんじゃなかろーか??

でも、必要以上に畳を叩く行為は競技規則で禁じられてますので、むやみにバンバンしない方がいいみたいですが(むやみにって、どういう状況で意味もなくやるのかはよく分からないけど)


と、そんな事を考えながら素振りの練習とかしてみたりしていた私でした。
ちなみに私は、やっぱりあんまり畳は叩けないかなぁ。手も痛いし(笑)