かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

引く、押す、振る。

ウチの主人が言ってました。

「人間は、自分に引き戻そうとする力、いわゆる『引っ張る力』が一番強いんだってさ」

そういう話を聞いたので、何となく「引っ張る」という動きを意識するようになり。それ以来、自陣左に関しては、後方に札を飛ばすようになりました(※自陣右は、まだうまくできないんだなぁ・・・)

こんな感じ。

こういう動きはとても力が出るし、速さも出る気がします。


かるたをする時、大まかに分けて3つの力の使い方がありますね。


「振る力」
「押す力」
「引く力」


振る力は左右どちらにも動かしますが。


これらの動かし方のうち、体の構造的に強い力が出せる順番は

引く>押す>振る

じゃないかなと思います。
体に引き寄せる方が、体から遠ざけるよりも強い。
同じ遠ざけるなら、横より縦の方が強い。


よく「敵陣に行ってから自陣に戻る」という、いわゆる「戻り手」を使うというのは、やっぱりこういう事から来るんでしょうね。

そこまで器用な事はまだできないのですが、昨日は1回だけ、戻って取るという動きができました!自陣「あらざ」(「あら」で決まってた)と敵陣「あさぼらけ う」(「あさ」で決まってた)が残ってて、「あ」の札が出つくしていたので、「『あ』が読まれたら前に手を出して『ら』だったら戻る、『さ』だったらまっすぐ行く!」とひたすら念じながらやっていたら、自陣「あらざ」だったので、出した手を戻して・・・という感じで取れました。
たった1回だけど、成功したのはやっぱ嬉しいですね。
練習をする上で、その1回をだんだん増やせるようにしたいです。


逆に「振る」、かるたの動きの中で言う「払う」の動きは、結構大変なものだと感じます。だから、特に「払いの練習」って、意図的にやって「鍛え」なければいけないものなんだな〜と思いました。


私は身体能力はあまり高い方ではないので、大きな力を使うよりもできるだけコンパクトな動きを心がけなければと思っています。もちろん場合にもよりますが、できれば直線で行けるようになりたいんですよね。その方が疲れも少ないだろうし・・・(笑)


まぁ、要は、何事も地道な練習の積み重ねが大切・・・って事ですね。
(やっぱ、結論はそこか)