かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

基礎的な練習

ヒザのメンテナンスのため整骨院に行き、帰りにちはやふるの最新刊(17巻)を買って帰って来た亮です。

最近、思う事があり。

こないだ、よねたんとお話してたんだけど・・・私たちは対戦の中で「取る技術」を身につけてきたけれど、何かが足りない気がするね、と。。。

それは、お互いにずっと薄々感じていた事でした。確かにそれなりに成長はしてきて、それなりに競技者として頑張っているけれど・・・何と言うか「土台」がないような。足元不安定って言うかそんな感じ?がしていて。

早く上手になりたい、強くなりたい、という気持ちはすごくあるのだけど、でも今の私たちはそこに進む前に何かが必要だ、と思っていて。

私「何て言うか・・・対戦しかしてないんだよねそういや」
よ「へ?まぁ、そうですけど・・・」
私「バレー部とかそういうスポーツで言う紅白戦しかしてないみたいな」
よ「あ」
私「よねたんは卓球やってたよね・・・卓球で言ったら・・・」
よ「あぁ!それだ!!なんか今はっきりした!!いきなりボールとラケット渡されて戦ってる感じだ!!!」

つまり、私もよねたんも、あんまり基本的な動作に関する練習をしていない。
見様見真似で取っているだけだから、本当の意味での基礎力がないんですね。

よ「前に、大仙の大会の時にMさんに教えてもらったっていう、払いの練習とかやりたいなぁ」(※払いの練習:一人が札を次々置いて、一人が次々と払っていく練習)
私「そーいやあれやってからだよね・・・よねたんが割とピンポイントで払うようになってきたの」
よ「あれは効果ありますよ・・・やりましょうよ今度から。ていうかウォーミングアップのために、札流しするとか、素振りするとか、そういうのしてからやりたいっすよね」
私「じゃー練習の時に最初にやってみっかぁ」

というワケで昨日の練習の時に、早めに行ってストレッチをした後、部屋が空いてから払いの練習を行ったりしていました。取る前からすごく疲れましたけどね(苦笑)

でも、ゆずぽ氏(B級)が横で見ていて、私の払う時の動作の無駄部分とかを指摘してくれたりして・・・人に見てもらうと、自分では問題なくやってると思っていても案外そうでない部分もあるというのが客観的に分かりますね。。。

そうやって地味な部分を地道にやっていく事が、始めてそんなに経ってない初心者の私たちに必要なものだな〜と感じた今日この頃。まぁ一人でも出来る事ではあるかもしれませんが、みんなでやる事にも意味がある。と、思う。多分。

人が見てるという事は、意識する事ですし・・・・・・それぞれここが良い、ここが悪いというのを見つけて指摘したりしながらやっていくのもまた、お互いの刺激になっていきますからね。


私たちは、いわゆる「指導者」と呼べる人がいない環境でかるたをしているので、みんながほぼ我流です。だから他県でどういう風に練習してるとかそういうのもあんまりよく分からない(合同練習会もやるけど、どうしても「対戦の中で必要な技術」についてのアドバイスをしてもらう方が優先になっちゃう)ので、色々調べたり聞いたりしながら、基礎練習のやり方も憶えていきたいな〜と思っています。