かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

コノハナのかるた事情

瀬をはやみもう読み上げられ始めても
ゆらゆら揺れる透ける暗記じゃ
伸ばした手も届かなくて(敵陣右下段に)




80代の方にいつも「秋田コノハ会」と呼ばれております、「秋田このはな会」です(笑)
「コノハの世界事情」という、ニコ動から流行った歌をパロディ化しました。


さて。ウチの会は他のかるた会とは練習方針が異なっていて、私の師匠が開発した「三分の百首」での競技かるたの練習をしています。多分これ「だけ」で練習している会は、師匠のいる盛岡と、あとはウチだけでしょう。

なので、一般的にはキワモノ扱いになってしまう訳でですね(苦笑)まぁ一部からは「あんなやり方では百首は取れるようにならない」という声もあるらしく、そういう話を聞くと、時々悲しくなってしまう訳ですが(涙)

色々な練習方法がある中で、ウチではこれが良いと思ってやっている訳ですからね。全国を探せば、また少し違う形の練習方法をとっている会もあるかもしれません。


ま、実績を上げないと、そういう声は消えないのでしょうが(結果出しても消えないかもしんないけど・・・)

でもそうなるためにはもう少しの時間が必要なので、どう言われようと師匠とそして自分を信じて頑張っているのですが、それは一朝一夕には行かないもの。成果を上げることができる日までの辛抱なのであります。


しかし、百首と三分の百首のことについて、ウチのきのりんちゃんと話していたら「周囲との比較」などどうでも良いことだよなぁと改めて思いました(笑)

というのは、彼女があっさり言うからです。


「かるたはかるた!三分の百首もかるた!うち、三分の百首好きです(*^^*)」


・・・・・・そうだよね。
かるたはかるたじゃないか(笑)

競技かるたをやっていく上で、こんな練習方法がいい、とか、こういう練習方法もある、とか、いろいろある中の一つなのだけど、それがどんな「方法」であっても「かるたはかるた」

ウチの会は、このやり方で競技かるたを頑張っている。ただそれだけのこと。人には人の信じるやり方があり、ウチにもウチの信じるやり方がある、っていう、簡単な話じゃないか。


「三分の百首を使って、楽しくやりながらいつの間にか強くなろう」


それがウチの会のコンセプト。
難しいことを言う必要は、何もない。
ただ一つのことをやる。それだけのこと。


そういうわけで、強力な選手がいるわけじゃないけれど、個性だけは無駄に強い(笑)のが、秋田このはな会のかるたなのであります。