かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

挙げる手は、真っ直ぐ高く!

うちのお姉さんたちに、正しい姿勢と誤った姿勢の例をやってもらいました。みんなもキチンとした姿勢で座りましょうね!(笑)

 

さて、先日読みをしていて気になる事がありました。コレ。


手は見えるように

挙げていなければ

挙げていることに

ならないと思うの

 

こういうのは案外クセになってるものでもあると思うので、今一度「正しい手の挙げ方」を確認させました。


そもそも、何故手を挙げているのか?
「今札を整理しているので読むのを待って下さい」と知らせるためなのです。

これは競技規定にもキチンと載っていることです。

 

<全日本かるた協会競技規定細則より抜粋>

第十六条 競技者は、原則として札の整理以外に読みを待たせることはできない。

二 読みを待たせる際は、挙手、または、言葉によりはっきりと読手に合図をしなければならない。ただし、必要以上に待たせてはならない。

三 競技者は、下の句が読み始められてからは、読みを制止してはならない。ただし、手を上げているにもかかわらず、読手がこれに気付かずに読み始めた時は、この限りではない。

<補足> 一 札の整理中に読みが始まることを未然に防ぐ意味からも札の送りは札の整理前にすることが望ましい。札の整理以外で読手に待ってもらうことが必要な場合とは、試合進行の中断が客観的合理的に必要な場合に限る(たとえば怪我をして対応する場合など)。

二 一方が札を整理している場合、対戦者は手を挙げて読み手に合図をすることが望ましい。但し、札の送りを完了していない競技者は自らが手を挙げること。

三 下の句が読み始められてから札の誤配列、紛失、送り忘れ等に気がついても、読みを制止してはならない。

 

とあります。つまり「はっきりと合図」していなければ、本人が手を挙げているつもりであっても挙げていることにならないのです。まぁ、キチンと挙げてないというのは、大抵の場合姿勢も悪かったりすることが多いですから、普段から姿勢を正して真っ直ぐ手をあげようという意識を持っていなければだめだということになるのではないでしょうか。

 

「今更なこと」だし「当たり前のこと」だけど、子供たちにはそういうルールをキチンと理解した上で、競技に臨んで欲しいと思う私なのでありました。