かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

声をかける勇気

先日の練習会の時のこと。
札を飛ばした子が目の前をウロウロしていました。

飛ばした札の捜索

 

 ウチの会は全体的におとなしい子が多いです(そうでない子もいるけど)
まぁおとなしくても最初のうちは問題なく進むからいいんです。最初のうちは。
でも段々と札を覚えて飛ばせるようになって・・・そうすると当然、飛ばした札を探しに行かなければなりません。
それが見える場所に飛んでたら良いんですが、必ずしもそうでもない場合(例えば他の対戦者が座ってる下に入り込んでしまったりなど)は、黙っているだけでは札を探すことができません。なので、札がないかどうか人に聞くために声を出す必要があります。

が。

そこで人前で声を出すのが恥ずかしく、そのためこのように目の前で挙動不審になってるというわけです(苦笑)

そんな時は別に、一言声をかければいいんです。
「○○(札の裏に書いた名前)の○○○(飛んだ札)ありませんかー」って。

そんな一言、今でこそ当たり前のように

札がないか聞く

って言ってますけどね。実を言えばこの一言、私も初期の頃はやっぱり少し恥ずかしくて、なかなか声に出せませんでした。

そんな時代もあったホントの話ですよ!実話!!

 

だから子供たちの気持ちも何か分かります。人に声をかけるというのは、とても勇気の要る行為なんです。でも、ある時からこう思うようになりました。

 

はっきりと言うことも

マナーの一つだなと

 

黙ってウロウロしてるのは、試合の進行を妨げているとも言います。
そしてそれは、人に迷惑をかける行為です。
だから「人前で声出すなんて恥ずかしい(*ノノ)」なんて考えてる余裕があるなら、ちゃんと意思表示を自分でするべきなのです。別に誰もその時アナタが発する声を美しいとか美しくないとか喋り方がどうとかいちいち思う人はいないし、そういう自意識を持つ必要はないですから(笑)、探す札があるならはっきりと言えば良いし、そうやって堂々と言える選手になって欲しいなぁと思っています。

 

まぁ、ウチの子たちのそういう恥ずかしがり屋さんな所も、可愛いのですけどね(笑)