右から、三分の百首A,B,Cです。
一番上の札は、Aが「あきの」、Bは「ちぎりき」、Cは「おおえ」
Aは「あ・い・う・さ・し・す・せ・な(34枚)」
圧倒的に「あ札」「な札」なので、正確な暗記が試されます。
Bは「か・き・こ・た・ち・つ・み・む・め・も(33枚)」
ハッキリした音、二字決まりが多くスピードが要求されます。
Cは「お・は・ひ・ふ・ほ・や・ゆ・よ・わ(33枚)」
三字決まりが多く、別れ札の処理、判断力が必要です。
三分の百首は、私の師匠である佐々木信男先生が考案しました。
「初心者に入りやすく、中級者が経験を深めやすく、上級者が技術を磨きやすい」という理念のもとで考えられたもので、そんな三分の百首を活用して競技かるたの練習しているのがウチの会。
これからも私は、三分の百首を活用して、競技かるたの普及と発展のために尽力して参ります。