そうです、何よりも楽しいという事が大切です。
常にそういう環境でかるたに取り組みたい今日この頃。
さて、先日の練習会では、新人のエスパルスさんと初顔合わせ(相撲の取り組みか)しました。なかなか適応力のある子なので、非常に良い動きをしています。積極的に敵陣に手を出しており、3試合目に対戦したちはや氏も「うわっこっち来てる」とビビったほどです。
級的に離れているので、一番ハンデの多い当会のスペシャルハンデ「19対2」でやったのですが、ちはや氏にも田中氏にも勝って連勝を続けていたエスパルスさん。うーん、ここは根性を見せなければ、と思い対戦に臨んだ私であります。
並べた瞬間の
枚数差には
なかなか心が
折れる感じ
ではありますが、17枚差をひっくり返すくらいのことをやってのける実力をつけなければ、実際に劣勢の場面で戦えません。そのための練習です。頑張りましょう、できるだけ。←
というワケで、開幕からいきなりクライマックスです。
初心者とは言え、ぼーっと見てるような子ではありません。
1枚を狙い澄まして取ろうとしている空気が伺えます。
一枚たりとも気を抜くことはできません。
反応しない札、反応してくる札がありつつも、何とか取っていた私。
中にはタッチの差だった札もありました。
ちはや氏が「うわっ」と言った気持ちがよく分かります。
そんな感じの緊張感張りつめた状態で対戦は進み、中盤。
場には「あさぼらけあ」のみ自陣にあり、「あさぼらけう」が詠まれました。
囲い手から外しつつ、暗記の確認をしていた私でしたが・・・
やったwww
やらかしてしまいましたお手つき。
あーもう、思った時に出るんだよな。うん。
でもこれは本当に一瞬の邪念です。
素直に「あさぼ」と考えていれば良かったところ、余計な思考を巡らせてしまいました。これは非常に痛いミスです。
これで相手はもう1枚しかありません。
自陣に何枚残っていたかは知りませんが(半分くらい減ってたとは思う)、こうなると本当に1枚のミスもできないし、1枚も取られるわけには行きません。その瞬間にゲームオーバーです。気持ちを切り替えて、1枚1枚を丁寧に確認します。
場が少なくなってきたせいか、エスパルスさんも狙って動き始めたからますます緊張度が高まります。でも、大事なのは、最後の1枚まで決してあきらめずに頑張ることなのです。意地でも運命戦にもつれ込んでやる!!
・・・と、根性で
何とか運命戦に。
・・・だけど何だか自陣が出る気がしない。
いっそ敵陣狙いをやるか。
いやそういう色気を出すのはよくない、自陣を確実に囲っ
敵陣出た(´・ω・`)
敢え無く轟沈、×1。
なんかひたすら自分との戦いだったような気がします。
対戦後、勝敗を付けにいったエスパルスさんを見た田中氏が「お、勝った!?」と声をかけたら、恐縮していた彼女。そんな彼女に・・・
いちいちごもっとも。
はい、言い訳はしません。
自分との戦いに負けたというだけのことでございます。
新しい子の成長に期待を寄せる、亮さんなのでありました。