秋田県井川町の「日本国花苑」で八重桜が咲いているので行ってきました。
ブラブラと散策しながら、写真をパシャパシャと(※亮さんはカメラ好きなのです)
八重桜と言えば、この歌でしょう。
古の奈良の都の八重桜
今日九重に匂ひぬるかな
私が出ているケーブルテレビの番組「し〜なチャン」でも4月16日放映分で、伊勢大輔ちゃんが紫式部センパイと藤原道長様のプレッシャーを受けながら、献上された八重桜の受け取りの時にその場で詠み上げた・・・という話を紹介しました。
普通の桜はキレイで儚げですが、八重桜はとても華やかな装いですよね。
今でこそ簡単にみられる八重桜ですが、平安当時は奈良にしか咲いてなかったらしく珍しかったようです(わざわざ献上品とするくらいですからね)
百人一首とは関係ないですが、鎌倉時代の有名なエッセイ「徒然草」にも八重桜のことが出てきます。
”八重桜は奈良の都のみにありけるを、この頃ぞ世に多くなりはべるなり(139段)”
「八重桜って奈良にしかなかったらしいけど近頃はあちこちで見るようになったね(大雑把な訳)」と言っているので、鎌倉時代の頃には普及されてたんでしょうね。
・・・と、そんな薀蓄などを思い出しながら、秋田県井川町をぶらり夢気分に乾杯の旅(※色々混ざってる)してきた亮さんなのでありました。
☆おまけ☆
枝垂桜も咲いてました。
こうしてみると普通の桜っぽいですよね。
「八重紅枝垂桜」なるものもあるみたいですがすでに散っていた模様。
八重桜なのか枝垂桜なのかどっちなんだ。
桜じゃないけどこの時期といえば
ツツジ。
漢字で描くと「躑躅」というものすごい画数。ぶっちゃけ書けません。私の中では「なんか『髑髏』とかそんなような字に似た感じ」としか覚えてません。漢検とか取ってる人は書けるのかしら、とか思ったりなんかしたり(笑)