かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

粉砕された、その後で。

爆破〜して〜飛び散った心の〜破片が〜
そこらじゅうで〜キラキラ光って〜いる〜けど〜♪
鬼束ちひろ/infection)


粉砕という単語から連想された歌詞を並べただけで、特に深い意味はありません。おはようございます。


昨日の練習会で、匂宮さんに全力で粉砕された私。


正直言うと、この所ずっと、中途半端に心の中ではグダグダしつつもから元気、という状態だったわけで・・・何をどうグダグダしてたかっていうと、例えば・・・

「周りの全国出てるメンバーの中で自分だけいつまでも(階級に関係なく)一度も入賞した事ないよね」だとか
「散々『実力はあるのに』とか『D級詐欺ですよ』とか言ってもらってて実際は発揮できないってこれホントは実力なんかないんじゃね?周りが過大評価してるだけじゃね?」とか

そういう変な卑屈感を抱いてみたりしている一方で

「でも一応少しずつ進んではいるし、初めて自力で三回戦まで行けたじゃん」

と、妥協をしてみたりしながら中途半端なプライドだけは保とうとしたりとかしてたワケで、そんな感じで取ってても中身がなくなってた今日この頃。見た目平気そうにしてたのはただのハリボテ、虚勢を張ってるだけだったワケなのですが。


それで「粉砕された」と表現しているんですが、実際「一度ちゃんと壊れないとダメですよ(笑)」と言われたので、匂宮さんはあえてこういう状態の私を粉砕してくれたんだろうと思います(ありがたいことです)


で、粉砕された上に、弟子のぽんたろうくんがさらに粉砕状態をプレスしてくれたので(笑)粉々な上にペロンペロンになりまして。


このあたりで、グダグダしてた状態の自分に対して「いつまでも何してんの?」と怒りみたいなもんが湧いてきまして。


5試合目・6試合目あたりは、そういう自分を払拭するのにただただ必死な状態でした(苦笑)その必死感漂ってたラスト2試合の中で、できるようになった事があります。それは・・・



戻り手。



いや、今までも「行って戻る」っていうのは、あったんですけどね。
でも自陣に戻った時に、上から「ベタッ」と着くような取り方(もしくはその着いた状態で後ろに引いてる)しかどうしてもできなくて、前にもこまちちゃんに「戻る時に上から着いてるから、手が高くなってるんですよね。これだと入られますよ・・・?」と指摘されていました。

そういう不器用な取りをしてた私でしたが・・・



やっとこういう動きを意識せずにできた。


今まで、そういう風にやらなきゃ、できなきゃ、と思ってても出来なかったんですけどね。それだけ必死だったからでしょうか。
毎回いろんな事を学ぶ合同練習会ですが、今回は何か、いつも以上の経験値をもらえたような気がする私なのであります。


今日はこれから、サークルの定例会。
楽しく頑張ってきたいと思います(´∀`)