100っていう数字は、不思議な数字です。
高校の時の卒業文集で、ウチの旦那さんが書いてた事が妙に印象に残っています。
「一人の人間が『仲間』として認識できる人数は百人前後だとされている。この数は狩猟時代の部族の人数とほぼ一致するものであり(後略)」
「友達100人でっきるっかな♪」という歌がありますが、これもまた同じだよね、と言っている旦那さん。あー、そういやそうですねぇ。
「百人一首」もまた然り。
撰者の藤原定家の中も「ちょうど良い」と思ったのかもしれないですね。
きっと、50首だと少ないし、200首では多かったんでしょう。
私達競技者にとっても、200首とかぶっちゃけキツイですもんねぇ(笑)
しばしば、友達などには「よく100も覚えられるよねぇ」と言われますが、きっと「100だから」何とか覚えられるんでしょうね。
そういう事を、知ってか知らずか、こういう風に現代に繋がっている「百人一首」・・・私が所属する会の副会長さんが言ってました。
「百人一首には、何だか不思議な力みたいなものを感じるよね」
スピリチュアルなものとかは別にあんまり信じてはいないんですが、それでも「何か不思議なものがあるよなぁ〜」と、私も思います。
100っていう数字は、本当に不思議な数字ですね。