かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

原点回帰

旦那との会話より。

旦那「人の顔を識別する時ってさ」
私「はあ」
旦那「いちいち『顔の造形がああなってこうなっているから、あの顔は誰それさんだ』とか難しく言葉で考えないでも、顔を見て『誰それさんだ』って思うじゃん」
私「そうだね」
旦那「札と歌とつながっている覚え方って、人の顔を覚えるのと同じような覚え方なんじゃないの?『ちはやふる』で、しのぶちゃんが札に対して『迎えに行く』って言ってるけど、そんな感じで、札を人のように認識してるのではないでしょうか」


あー・・・・・・そういえば。
札に対して『この人はこの場所』とか思ったり言ったりしてます(マジで)


旦那「だから、親しい人の認識は速くて、まだあんまり親しくない人の認識は遅いって事なんじゃない?」
私「そういえば、あまり造形が深くない歌が遅い札になってるなぁ・・・」
旦那「でしょ。一見遠回りそうで、『今』は『競技かるたの技術』的に見ると『歌を知ってる事』なんて全然役に立たなさそうに感じるかもしれないけど『歌を歌として捉えて、ちゃんと歌に親しむ』っていう自分の中の原点になってるものは、どんな場合であっても大事にしていくべきじゃないかな。そういうのは、B級とかA級とかの上位の階級に上がっていった時に、他の人とは違う能力として生かされる時が来るんだと俺は思うよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
かるた部の顧問やれよもう(笑)
ていうか、今、サラッとB級とかA級とか言ったし。

まぁ・・・そうですねぇ。
大会が終わったらしばらく状況も落ち着きますし。。。
今ここで、原点回帰する事が何よりも必要な事かもしれないと思った、今日この頃です。