かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

Quiet Please!

先日、大会時の観戦マナーの話題を目にしました。

 

大会に参加している選手たちは、読手の声に集中して耳を澄まし、0.1秒以下のレベルでの競い合っています。なので、そういう合間に音を立てるなんて迷惑そのものだし、選手としてその場にいたら「誰だよ、今音立てた奴(# ゚Д゚)」と多少なりとも思うものです。そんな競技をしているのに、見ている側がその環境を破ってくれるというのは好ましくないこと。

ルールが分からずに見に来ている引率の人がうっかりしゃべってたりするのもそうなのですが、大変残念なことに「次の試合を控えた待っている選手」や「もう終わってしまった選手」が会場のすぐそばでガヤガヤしているという場面も多々見受けられるため、そういうマナー違反な行為にストレスを抱えることが増えているようですね。

 

私も先日の大会の時に

と呼びかけなければいけないシーンがありました。
選手なら静かに集中したい選手の気持ちは分かるはずなのに、その選手たちがガヤガヤ言いながら待っているのはちょっと良くないよなーと思いつつ。

でも「騒ぐな、音立てるな、マナーを守れ」と選手たちに呼びかけるだけで効果があるかと言えば「効果はいまひとつ」なので、多少なりとも工夫が必要なのかなと思わないでもない今日この頃。いや、自分が大会仕切るわけでもないんだから、アレコレ言う権利は無いんでしょうけれども。あくまで個人の意見として。

 

例えばですよ。
試合会場の扉はあえて開けて、試合の様子が見えるようにしつつ(見えないから騒ぐという面も多少はあるでしょう)ゴルフみたいに要所要所に静かにするよう促す係員を置くとかね。

こういうのよくあるじゃないですか(笑)

もちろん、みんなちゃんと自主的にマナー守ってもらうってのは前提で。そういう呼びかけは必要だし、お互いキチンと守っていきたいものです。でも、競技人口が増えた昨今、こういう自衛手段も必要なのかなと思ったりなんかしたり。

まぁ、そのために働く人員が必要になるし、それ以外にも様々な事情とかありますからね。理想を言うのは簡単だけど現実にやっていくってなかなか難しい事です。

 

読みの立場にいてこんな風に思う事も無くはないのですが

戦う相手が違うので、自分の職務に専念しなければと常々思っています。いつも心はクールな読み手でありたいです。そうなれるように頑張りたい。

 

明日は水沢大会。
私もあなたもマナーを守って、大会を楽しみましょう!( ´ ▽ ` )ノ