大会の時、地味に疲れるのは目です。
何故かというと、常に会場を見回してないといけないから。
【読手心得】
2.競技会心得
⑤会場全体に目を配り、選手の準備状況を確認して読み始める。
(※「小倉百人一首競技かるたの読み方」テキストより)
というわけで、選手の準備が整った状態かどうかを確認するためにたくさんの人の動きを常に見ていなければいけません。なのですごく目が疲れます。
しかし一人で全てを把握しきれないこともありますので、各所に旗を揚げる係の人がいます。読手の目の代わりになってくれている人たちです。係をしてくださる皆さん、いつもありがとうございます。皆さんのおかげで、私たち読手の眼精疲労が軽くなります。
私も今回、旗を揚げてくださってる方のおかげでフライングせずに済んだ場面がありまして・・・
見えないよ!(# ゚Д゚)
旗が揚がってなかったら読んでたわ!なんていうかね、この、手挙げる意味分かってるかな?と言いたくなる手の挙げ方ね、初心者じゃなくて有段者だよね君、と言いたくなるようなね、その、ね。うん。
手は真っすぐ
高く上げましょう
私たち競技者は何で手を挙げるのか?
それは、まだ札を揃えているのに読手が読み始めたら困るから「読むのは待ってください」と知らせるためです。だから、見えるようにちゃんと手を挙げないといけないんです。形式的に挙げているわけじゃないんです。
っていつも子供たちに教えているんですけど、ホント、子供だけじゃなくて大人もちゃんと手を挙げてくれればみんな幸せ!
・・・と、思いながら、試合後にまた白目を剥く謎の変顔をしつつ目薬をさしていた私なのでありました。