かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

2019秋田大会旅行記・その2~下の句が終わるまで①

毎回毎回、一番緊張するのは開会式です。

いつもこんなこと考えながら座ってます

読手紹介で張り切りすぎて、あとで「一番声が大きかった」と言われました。他の先生が声が小さいのではなく、噛まないように噛まないようにと力を入れた結果無駄に大きな声で挨拶してしまっただけです(白目)

さて、読手とはその場にいる全員のために読唱をしている公平な立場の人間です。だから、読み札は読唱箱の中に伏せた状態で入れておいて、その時手に取ったものをランダムに読み上げしています。

前もって分かっているのかと言われれば、まぁ分かってはいるのですが・・・
下の句を読み始める時にはもう次の読み札を用意しているのでギリギリまで伏せておいて下の句読み始めてから見ることもあれば、読み始める前に引いておいてチラ見しておく程度に見るくらいなので下の句に入る頃には分かっていると言えば分かっています。でもあまり次の札をチラチラ見ていると「札を意図して選んで読んでるのではいか」などと誤解されそうなので、出来るだけあんまり見ないようにしています。

 

そんな感じで読みを進めている読手ですが、あの立ち位置からは当然会場全体が見えているので、自分の会の子だってその場にいればすぐわかってしまいます。今回は3回の読みで3回とも最後までウチの会の子が残っていたものだからなおさら目についてしまいます(とは言え、目線は真っすぐ前を向いてよむのですが)

 

これが運命戦だったりすると本当に心臓に悪いもので・・・

 

 

職務を全うする。

 

後でウチの子に話したら「もう最後の札なのに、下の句に入るまでちょっと間があったのは、そういうことだったんですねwwwww」と笑われました。そうです、見えない所で色々あったんです←

いや、一応会場を見渡してモメが発生してないかどうか確認してから下の句を読み上げて終わるわけでゴニョゴニョ・・・

 

そんな感じで終えた1回目の読みでしたが、亮さんの苦難はまだまだ続きます。