かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

私にとっての「上杉杯」

ある意味一番ここが緊張した人の図。

 

さて、「上杉杯」という大会は、私にとっては大変に思い入れのある大会でした。

私がかるたを始めて一番最初に出た全国大会はこの「上杉杯」でした。内容はといえば、6枚しか取れず1枚もまともに払って取れずという非常にほろ苦いデビューだったのですが・・・(白目)

あの時は、1回戦が不戦でした。なので控え場所で試合の様子を眺めていただけでしたが、初めて迎えた全国大会の1回戦の読唱がtry先生でした。しかも・・・

和装でした。

これが私にとって「初めて見る全国大会の読手」の姿だったんです。
その後競技を続けてきて、そのうち読手を目指すようになりましたが、そうやっていく中で「いつか自分がデビューする時には、あの時見たような和装で読唱台の前に立ってみたい」という夢を抱いていました。

 

今回A級公認になってから初めての読唱の場を迎えたので、ようやくその夢を実現することができたわけです。初めて出た全国大会もA級公認で初めて読んだ全国大会も「上杉杯」ということになりました。なので、私にとってこの大会は「初めて」を迎える場所になっているわけです(笑)

肝心の読唱の方は、選手としての初めての時と同じで結構なほろ苦い感じではあったのですが(歴史は繰り返すものだ・・・)そういうことも含めての貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました。
この「上杉杯」を糧に、これからの競技生活を頑張っていきたいなぁと思う私であります。

 

珍道中等々は次回以降に(笑)