かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

近江旅行記その8「蝉丸をたずねて二百里・前編」

秋田から800km、せっかくなので蝉丸先生に関する場所に行ってみたいと思った私。逢坂の関と共に訪ねたのは「関蝉丸神社」の上社と下社です。まずは下社の方から。

「音曲藝道祖神」って書かれてますね。
蝉丸先生は「歌舞音曲の神様」として信仰されているのです。
さぁ、読手としてのご加護がありますよう、早速お参りに行k・・・



・・・!?!?!!?

 

 

なんか入り口と鳥居の間に踏み切りあるんですけど・・・?
えっ、ナニコレどーなってんの!?
と思いながら、恐る恐る踏切を渡ります。

「蝉丸神社踏切です」って書かれてるよ・・・
情け容赦なく線路通しちゃうあたりに、生活のたくましさを感じます。

鳥居をくぐって中に入りますが、人がいる様子はありません。

ホントにここでいいんだよな・・・と不安になってきますが、横にはちゃんと石碑もあり、間違いなく蝉丸先生に縁のある場所だとわかります。


これやこの!

では、蝉丸先生にご挨拶してまいりましょう。

お社は老朽化しているためか、ブルーシートがかけられてました。
なかなか年季入ってますね・・・

参拝はもちろん、やはりここは読みも聞いて頂くべきでしょう。どうせ周りには人もいないようだし


逢坂の町に響き渡る競技かるたの読み。

 

境内には、なんとこんなものもありました。

さねかずら!逢坂山のさねかずら!
ズバリ「なにし」ですね。これで恋人をたぐり寄せられるかどうかは疑問ですが、蔓になってるのはよく分かりました。

 

横に色々書かれてますが「さねかずら実りました」というのが「冷やし中華はじめました」みたいなノリでちょっとウケましたwww

 

さぁ、上社の方にも行こうかなと鳥居の方に向かったら

♪カンカンカンカン

と踏切が鳴る音が聞こえ・・・

めっちゃ目の前を電車が通過(笑)
電車が通り過ぎるのを待ってから「関蝉丸神社・下社」をあとにしたのでありました。

 

さぁ、次は「上社」へGO!