かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

近江旅行記その7「行くも帰るも別れては」

木本さんを京都駅までお連れしたら、対向車線から来るタクシーがものすごい迫力だった件。まるで、押し寄せる波のようでした。さすが京都!

駅もむちゃくちゃ近代的でしかもデカイ建物なので驚きました。

 

京都から山科を通り、大津まで戻ってきた私。
「国道1号線」に乗って走っておりました。

実はこの辺り、前日にも来ておりまして・・・
というのは、せっかくここに来たのだから、これを押さえておきたかったんです。

そう、蝉丸先生のあの歌に出てくる「逢坂の関」です!
しかし「逢坂」が出てくる百人一首の歌は一つじゃないですよ?



まずは、エントリーナンバー10!
みんな大好き蝉丸の歌!



そして、エントリーナンバー25!
三条右大臣こと藤原定方の歌!

 

それからエントリーナンバー62!
枕草子で有名な清少納言の歌!

 

以上。終わり。
と、あっさり終わってますが、逢坂の関の看板が立ってるこの場所は観光的には結構な残念スポットで有名みたいですよ。というのは、これ以外にここにあるものって公衆便所だけですから(白目)

それでもこの3つを押さえられたので私的には大満足です。

 

逢坂山の間を縫うように国道1号線が走ってるわけですが、逢坂の関の場所からはどちら方面にも下って行ってます。谷間の中でもちょうど高い位置なんですね、ここが。関所が設けられたのもわかる気がします。

 

逢坂の関の看板があった場所の向いあたりの壁にも蝉丸先生の歌が。

 

こうやって山道の中を歩き、ここにあった関所を通り、あるいは遠くへ行き、あるいは遠くから帰ってきたのでしょう。歌の通り「あぁ、ここがあの有名な『逢坂の関』なのか」と実感しながら観光した私であります。

 

講習会前日の「蝉丸の旅」はまだまだありますが、それはまた次回に。