私事ではございますが、私、小学校の読み聞かせボランティアをしておりまして。
ホントは子供が小学校にいたからやっていたもので、子供の卒業と共に私も卒業しようと思っていたのですが、ぜひ続けて下さいと仰って頂いたこともあり、子供の卒業後も続けることになりました。
そんなワケで、読み聞かせも7年目となった私であります。
実は、子供が通っていた頃には、読み聞かせで百人一首はネタにしたことがありませんでした。まぁ保護者があまりシャシャり出るのもいかがなものか、と思ったので、あえて触れずに来たわけです。
が、今となっては「ボランティアに来るただの地域のオバサン」でしかありませんので、チョロッと百人一首が出てきてもいいんじゃないかと思うようになりまして、先日の読み聞かせの際に満を持して読んだのが「千早振る」でした(笑)
この「千早振る」はズバリ落語の方です。
ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは
この歌の意味を、知りもしない人が知ったかぶりしていい加減な解釈で教えてしまうんだけど、その内容がとんでもないお話になっちゃった・・・というのが、落語の「千早振る」です。
落語というと、マクラと言って、本題に入る前にちょこっとした小話をするわけですから、私のエセ落語もマクラから入ることにしまして(笑)話が繋ぎやすいので、競技かるたの話→漫画「ちはやふる」の話→といえば「ちはやぶる」という感じでお話に入ったのであります。
子供たちも笑って聞いてくれたので、成果はまぁまぁ良い感じでした。
せっかくだから、もう一つの百人一首ネタである落語「崇徳院」の内容も覚えておきたい所ですが、持ち時間で収まるかどうか微妙かしらん(千早振るもオーバーしましたが)
百人一首ネタは何話してても大体楽しい亮でございました。