とんだ「もやし」違い。
できるだけ分かりやすい現代語訳にしたりしていた亮です、コンニチハ。
もっと百人一首への理解を深めたい今日この頃であります。
「読んでいるのは歌です。ひらがなを一文字一文字ただ口に出しているってわけじゃないんですよ」
とは、読手講習会で言われたこと。なかなかその一歩先には進めていないような気がします。あるいは、進んだと思ってもその倍下がってるような気さえしてきます。読みとは難しいものです。
特に、言葉の意味を理解しないで読むとうまく読めない部分もあったりして。
先日は地味にこんな噛み方してましたね(笑)
いくよ寝覚めぬ
寝ては目が覚めるのだから「ねざめぬ」なんだけど、「めざめぬ」とか間違って読むのを時々聞きます。あるある(笑)
歌としての理解度が高ければ、どうしてそういう言葉なのかとかどうしてそこで伸ばすのかとか分かるんですが(専任読手の皆様はそういうものから何から研究してああいう風に読みを統一されたワケですし)、とりあえず字面だけ追いかけようとすると間違っちゃうよねって事ですね。
読手講習会で言われたこのセリフが、個人的ツボ。
「こころあてに」の下の句「おきまどはせる白菊の花」のどの部分を伸ばして読むのかのくだり。
窓じゃないwww
確かに品詞分解すると「置きまどはせる」であって「おきまど」「はせる」ではないので、そこで切ったりはしないワケですね。こういうのを考えるのは、言葉の勉強になりますね。
「もっと百人一首への理解を深めたいなぁ」と常々思います。
たくさん勉強しなくてはね。勉強・・・うっ、頭が・・・(※条件反射)