【前回までのおおまかなあらすじ】
お手つきは恐ろしいものだと知る。
というワケで(相変わらずあらすじになっていない)
中盤でのまさかの連続ミスから、さらに試合は混沌としてきました。
ちはや氏のミスで7-11となった所からドラオ氏が連取、さらにちはや氏がセミダブ(ドラオ氏の陣に当たり札があったのに、誤って自陣の札を触ってしまい、ドラオ氏が1枚取った上にお手つきで送ることができるという状況のこと)をしてしまい、試合は8-7と一気にひっくり返る展開に。
その後、7-7→6-7→5-7→5-6と展開し・・・
ついに試合は
イーブンに。
こうなるとどっちに転ぶのか、もう分かりません。
さて、問題はここからです。特にドラオ氏は「16枚差」から「追いついた」場面ですが、ここで「勢いを持っていける」のか「追いついたと安心する」のかで状況は大きく変わってきます。かるたは、技術も当然ですがこういう場面での強いメンタルも大きく関わってくるものなのです。
もしかしたら安心しちゃったりしないだろうな〜?と思いましたが、男の意地を見せ続けるドラオ氏。
おぉ!?
ドラオ、逆転。
ていうかリーチかかってr
「ほ」
あっ・・・
僕は知ってる、ちはや氏の右下段にある「ほ」は、元々ドラオ氏の右下段にあったことを。「送った札なのに思わず自陣の元あった場所に手がいく」という暗記ミス、あるある。
むしろちはや氏がお手つきしてもおかしくない場面ですが、彼女は相手がリーチかかった状態でも冷静でした。これでまた、試合が分からなくなってしまいました。
運☆命☆戦
何この面白い試合展開は。
こうなると出たもん勝負ですが・・・
ちはや氏に軍配が上がりました。
しかし、ドラオ氏も男を見せてくれた。
二人とも頑張った。大変面白い試合を見せてもらいました。
ドラオ「あのほととぎすは余計だった」
確かにあのお手付きで勝負が決まった感がありますね。
試合の流れというものは恐ろしいです。
逆に追い上げられて恐ろしかったのは、ちはや氏の方だと思いますが、彼女は彼女で「試合そのものを楽しんでる」という感があるので、どんな状況でもメンタル面は結構マイペースなようです(笑)
でもそれは長丁場になればなるほど強みを持つものなので、「自分のテンポ」を維持して試合に臨んでくれたらと思います。
暇を持て余した有段者たちの遊び上級者同士の試合を目の前で見ていたオレンジちゃんとあさくらちゃんも、色々勉強になったのではないかと思います。人の試合を見るのもためになるものですからね。何か一つでいいから、吸収してもらいたいですね。
要は何が言いたいのかというと、実力をはかるとかそういうことではなく、それぞれがどういう状況でどんな試合展開ができるのかということなワケです。そんな色々な場面での色々な自分の取りについて、何か気付きがあれば良いなとか、まぁそもそも試合の時にこれ以上のピンチになることはそんなにないだろうから今のうちにやっとけばいいんじゃないかとか何とか、そういう感じのちょっとしたレクリエーションでありました!
今度は逆にしてやってみてもらおうかしら←
【オマケ】
この試合の様子を終始録画していたあさくらちゃん。
じっくり見たいから送って!と言ったら「容量が大きくて送れないって出ました」というのでUSBメモリに入れてもらいました。受け取って家でパソコンに繋いでみたら・・・
あー・・・
こりゃ無理だわ。
4.3GBありました。ムリムリ送れないwww仕方ないのであんなことやこんなことして十分の一くらいに圧縮しましたが、それでもやっぱ1試合分となると容量大きくなっちゃいますね。彼女のスマホの容量が大丈夫だったのか少し心配な亮さんでありました(笑)