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かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

機械VS人

旦那「競技かるたの読みを初音ミクがやったらどうなるの?」
亮「え」

この手の話をしばしばする我が家ですが

旦那「初音ミクが読んだらきっと早く取れないんだろうね」
亮「うん。取れないと思う」

という結論に達します。
一音ずつ分解されたら、きっと早く取れません。

「あ」「き」「の」「た」「の」と一音一音発音されるだけじゃきっとダメ「秋の田の」と読まれたら取れると思います。

私が尊敬する、読手の第一人者・なにはづ先生が仰るに
「漢字で書いてある歌を見て読みなさい」
そこに書いてあるのは「あ」とか「い」とかいう記号的な文字じゃなくて「日本語」なのだと。

競技者は日本語である歌を日本語の流れで聞くから「間にある音」を聞き取ることができるんじゃないか、と私も思います。
音が聞こえさえすればいいのであれば人間が読む必要はなく、機械の音声でも構わないのだろうと思いますが、そういうことではなく、人の口から発せられる「言葉」というアナログなものだからこそあの早さが生まれるのでしょうね。


明治時代、黒岩涙香という人が「決まり字」というものを発見しましたが、いわゆる「近代合理主義的な考え方」によって形作られた競技かるたが「極めてアナログな人間の読み」によってその真価を発揮してるという、そんな一見矛盾したような感じの所に大きな魅力があるような気がします。


機械の発する音には人として負けないと思う、今日この頃でした。

※機械は機械でも専任読手の声で読まれる「アプリなどの機械を通した読み」にはとてもじゃないけど敵いません(苦笑)言うまでもなく、ここで言う機械っていうのは音を自ら発してる機械のことです(;・Д・)