かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

ガン狙いvsガン狙い

土曜日の花輪遠征の話に戻りますが。

5試合取りましたけど、実を言えばほとんどの試合をまともに覚えておらず、せいぜい最後の試合くらいしか状況をキチンと記憶していません。いつもなら色々細かく覚えてたりするんですけど、脳内リソースが足りなかったのかあんまり記憶に留めてる余裕とかなかったんですよね(苦笑)

というワケで、何とかギリギリ覚えてる最後の対戦。
相手はC級の方でした。敵陣突っ込み型の人なので、基本的にノーガードの打ち合いみたいな試合ではありました(笑)

だいたい、最初の自陣がひどくてですね。

いきなり一字二字の状態の札がまとまって来るの止めてほしい(白目)
自陣にあるのが好きな人もいるのでしょうが、あいにく私は、そういうものは敵陣にあった方が嬉しいタイプなので、こうまとまって居られるとホント窮屈な気分になります。

ああもう早く敵陣抜いてさっさと送りたいの一念でいましたが、序盤に案の定「き」で「きみがためは」を抜かれたりしていました。「きり」も詠まれてしまって、「きみがためを」が「き」決まりに。

チャンスが来たので、ようやく「き(みがためを)」を送りましたが、抜かれた際に送り返される→いやいや敵陣で取りたいので送りますわ→いやいや要らないです送りたいんですという応酬(笑)
最後は、敵陣で「き」を抜くことが出来、「き」札の争いを制することができました(?)

中盤あたりから戦いの鍵になったのが「み」の札3枚。
敵陣「みかき」、自陣「みち」「みよ」を持っていたワケですが・・・

コレは抜きに

来る気だわ(白目)

どっちかって言うと自陣何それ美味しいの?派ではありますが、それでも懐をガッツリ狙われているのはやっぱ嫌なわけで、こうなると「みち」は意地でも送って取りたいのです。
しかし敵陣「みかき」(※みかのが詠まれてたので正確には「みか」)があるため、今送る感じでもなく(他に送るべき札もあった)

なので、何とかして「みち」が送れるようにしたかった私。

ガン狙い(ぉぃ

いや、だって相手は「みち」狙ってるの分かるんですもん、ここは意地でも敵陣狙いに行きたいじゃないですか。「み」でプレッシャーかけるくらいのつもりで狙っていたら・・・


「みかき」

キタ―――!!


思い切り良く敵陣に突っ込ませて頂きました本当にありがとうございました。というワケで、当然「みち」を送り、送って取り、「み」の一字で決まってしまった「みよ」を送って取り、という良いリズムに。
ノッていたためか「ひ」「あさ」なども調子よく取ることが出来て良かったです。


この日は、試合を重ねるごとに調子が上がった感じがしました。いつもなら全く逆で、だんだんヘバっていくのですが、なんか調子良かったんでしょうか。
でも、個々の内容については不完全燃焼な部分が多かった印象で、まだまだもっと良い取りは出来たはずだと反省の気持ちのほうが大きいです。

これを糧に、更に練習を積んで、次はもっと良い取りが出来るよう頑張りたいと思います。