百人一首、というと「え〜百枚全部覚えるのとか無理無理」と言われてしまう事が多いワケですが。
競技ともなると、その覚えた百首の上の句にある「ここまで聞いたら札が取れる」という「決まり字」と呼ばれてるものを覚えるのもさることながら、その「決まり字」の「どれとどれが詠まれたのか」ということを頭の中でカウントしていかなければなりません。
百首覚えるなんて無理、と言ってる上にさらにそういう難しい事をするわけですから、敷居が高いと思われるのも無理ないことかとは思います。
まぁ、当会はあんまりそういうの焦らないで少しずつ覚えてってもらえればいいやというのんびりスタイルなのですが、それでも一覧を見ただけで新人さんにはものすごい壁のように感じられるかもしれません。
先日、新人の大学生・エスパルスさんと「決まり字」の話になったのですが・・・
みんな最初は
そう言ってた
ものさ(遠い目)
今じゃ「あ札」16枚さえ、このように、出たかどうか覚えてます。なんか最初「ムリムリムリムリ」とか言ったように記憶してるんですけどね。覚えてしまえばそういうものです何事も。
いつか、彼女が別の新人さんが決まり字にヒーヒー言ってるのを見て「そういう頃もあったよなぁ」って言うんだろうな〜、なんてことを思っていた私でありました。