かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

massaくんvs亮さん(1年5か月ぶり2回目)

秋田このはな会の2周年記念かるた大会、私は選手としては出場しませんでした(読手をしてた)


というワケで、最初から対戦の予定はありません。
なので割とのんびり気分でいたのですが。
スケジュールに余裕があったため「せっかく遠くから来たんだしmassaくんとの対戦が見たい」という話になってしまいました。

massaくんも対戦を望んでいたので、心の準備は出来ていなかったけど番外編として1試合対戦する事にしました。エキシビジョンマッチです。

しかし、いくら相手が有段者だとはいえ、会員たちが見ている前で不甲斐ない所を見せるワケにはまいりません。ここで見せなきゃ男がすたる、いや女がすたる。
普段から「攻めるかるたを」と言ってる私が攻める姿勢を見せなくては話にならないので、攻めの姿勢で臨みました。一字とか二字なんてガンガン送るぜ!と、送り札も強気です。

でもそれが功を奏したのか、敵陣が詠まれる割合が高かった気がします。
後で聞いたところ、massaくんは逆に「自陣ばっか詠まれる!」と思ってたようです。確かに敵陣攻めたい派には自陣ばかり詠まれるのはツライもの。

途中、お手付きなんかもやらかしましたが、そんなことでビビっていてはいけません。1枚1枚に集中です。

私が個人的に「競技かるたで一番ゾクゾクする瞬間」は、両者が同時にギリギリで空札をかわした時。

この瞬間が楽しいです。
「オラこんなやべぇ時だってのにワクワクしてきたぞ」状態です。

試合は一進一退、手に汗握るシーソーゲーム。
終盤、1-2の場面で自陣を抜かれ、悩んだ末札を送ってきたmassaくん。

亮さんの陣に送られてきたのは「わが(い)」
massaくんの陣には中盤に送っていた「ほ」

を持っての運命戦となりました。
この時点で「わすら」「わたのはらこ」が詠まれていなかったので「わ」は決まっていませんでしたが・・・

特に根拠はないのですが、でもここは「わがい」が詠まれるなと思っていた私。


出た!


というワケで、今回も1枚差で勝ちを拾わせて頂きました。
本当に最後の1枚まで戦い抜いた!という感じです。
次に会った時、また取ろうね!(*´∀`*)

たった1試合だけど、とても充実した楽しい1試合でした。