読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

ナカマロ

百人一首

実は、ウチに福井の人がいるんですけど、異様に感じが早くすごく強くて、今までに負けた回数も指で数えるほどなんすよ〜(・∀・)


・・・とか言ったら多分一部のかるた競技者がザワザワするに違いないと思っている亮です。
念のため言っておくと・・・4月1日なのでエイプリルフールネタみたいな話の振り方ですが、ウソは言っていません(笑)素晴らしく才能を感じる方です。今後の成長がとても楽しみですね。

さて、先日我が家で購入されたのは、これ。


阿倍仲麻呂キタ――!!


・・・あっ!今もしかしたらこれを見ている競技者の中で

「誰それ?(・∀・)」

とか思った不届き者が最低でも1人か2人はいますね?
そんなアナタのために説明しよう。

「あまの」歌人だ(簡潔)


天の原ふりさけ見れば春日なる
三笠の山に出でし月かも


今見ている月は、故郷の月と同じ月なんだろうなぁ・・・という内容の歌ですが、この阿倍仲麻呂さん、遣唐使で唐に渡って、その後日本に帰ることが出来ず、唐で一生を過ごしちゃうんですね。そんな背景を知ると「あ〜、帰れなくて寂しくて、故郷を思い出して歌ったんだろうな」と思うのですが、実はそうじゃなくて、ようやく日本に帰ることになったからその送別会の席で歌ったものなんですね。

だからきっと、この歌を詠んだ時は、故郷の月をもう少しで見れるという気持ちだったんだろうと思います。でも、唐を出発して日本へ渡る船は難破し、何とか助かったけれども結局は唐に引き返すしかありませんでした。

19歳で遣唐使となってから、72歳で亡くなるまでの間を唐の地で過ごした日本人だったというワケです。
ちなみに、その命がけだった遣唐使は、阿倍仲麻呂が亡くなった124年後、「このたびは〜」の歌人菅原道真の意見により廃止されることになります(唐という国もその後まもなく滅びるのですが)


相変わらず、百人一首歌人が絡むと超反応をする亮さんなのでありました。