私の両親から、京都旅行のお土産をもらいました。
母親が「昭和26年の10円玉を見つけたからお土産に買ったわよ!」などと言っていたので、記念硬貨でも売ってたんだろうかと思ったら・・・
予想外www
ていうか、これもう「玉」じゃないだろう(笑)
と、まぁそんな楽しいお土産をもらったワケですが、つまり、宇治平等院鳳凰堂を見てきたということですね。そう、10円玉の表の画の、あの建物。国宝で、しかも世界遺産ですよ世界遺産。
「宇治平等院鳳凰堂」と言えば、時の関白藤原頼通が、道長の別荘をリフォームしてお寺にしたものです(分かりやすく言うと)
・・・で?なんで百人一首タグなのかっていうと。その藤原頼通が平等院建築にあたり「寺の大門が北向きだけどそういうのって今までに事例あんの?」と問いかけたら、まだ16歳の大江匡房が「え、六波羅密寺とかみんないろいろ(※具体的に答えてる)北向きですけど(^∀^)」と即答したのでものすごく感心されたというエピソードがありますが、大江匡房と言えば・・・
高砂の尾上の桜咲きにけり
外山の霞立たずもあらなむ(百人一首73番)
この歌の作者なワケです。
素直な表現なのに、水墨画のような描写でとてもキレイな歌。
大変頭の良い学者さんだったそうですが、和歌にも秀でていたようですね。
ひいおばあちゃんが百人一首にも選ばれている赤染衛門(59番・やすらはで)ですし、大江一門には他にも和泉式部(56番・あらざらむ)や大江千里(23番・つきみれば)がいますので、和歌に秀でているのもうなづける気がします。
加えて「宇治」と言えば
朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに
あらわれわたる瀬々の網代木(百人一首64番・権中納言定頼)
なんかも思いつきますね・・・と、色々挙げたらキリが無い。
あぁ、私も京都に旅行してみたいなぁ。
京の百人一首にまつわる所について、色々な妄想広がりんぐな亮さんなのでありました。