かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

「黒い札」

はー。久々の「競技」タグ(笑)
競技かるたやってるのに「久々」とはこれ如何に。


こないだの練習会では、先日の第三回まほろ百人一首かるた大会の各々の試合内容について軽い反省点などを話したりしたのですが・・・

準決勝まで頑張った、じゅんちゃん母。
明らかにその前の試合、怒涛の逆転劇(10枚以上差があったような)で運命戦を制した・・・・・・ことにより完全に燃え尽きたらしく、その後の準決勝・3位決定戦共に、もうバテバテだったのですが(苦笑)


まぁ、初めて百首で戦ってよくやりましたよ。
じゅんちゃん母は私より少し年上です。
つまりかるたを始めた年齢も私より後です。
にも関わらず、たったの数ヶ月でここまでやれるようになったのは大したもの。
今後のさらなる成長に期待です。

そんな彼女が大変面白いことを言っていました。


「何試合目かになってきたら札の暗記がだんだんできなくなってきて・・・なんていうか、札が黒いように見えるんですよ」




札が黒い。




大変に面白い表現の仕方です。
ニュアンスはなんかすごく伝わります。
暗記が入らなくなると「札を見てるのに見えてない」みたいなそんな感覚になりますもんね。
それを「札が黒い」と表現するのは、何だか巧いなぁと思いました。
札の中身がブラックアウトしてるみたいな、そんな感じでしょうか。


まぁ、そういう経験をするということもまた、本人にとって良い勉強です。
「黒い札」が出てこなくなるよう、もっと経験を積んでいってもらいたいと思います。



<おまけ>



じゅんちゃん母に抗議の目で見られたでござるの巻。
おかしいなぁ。最近何かを誤解されている気がするんだ。

このままではイカンと思うので、次回はもっと、ちゃんとみんなのことを優しく「かわいがって」あげようと思います。