かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

新春大会詳細その2・三回戦

実質は二回戦のようなものなのですが、記録上は「三回戦」です。


今まで、大会では2試合までしかできたことがない私、せめてもう1試合くらいは取れるようでありたいもの。


組み合わせが発表されたので番号を見に行きました。
私の対戦相手は、二回戦の結果「○20」とか書いているように見えたのですが、とりあえず見なかったことにして(苦笑)着席して待ちました。しばらくすると相手が来たのですが、強そうなオーラを放っていたので「2束で勝つなんてKOEEEEE」と、やっぱり思った私であります。


取った場所が端っこの位置だったので、札飛んだ時どうなるんだろうかと少し心配になったり。・・・・・・と、いうのはですね。実は今回の会場、柔道の畳が少し高いセットになっておりまして。



おわかりいただけるだろうか。
ちゃんと登らないといけないくらい高い位置にあります。
なので、端っこには紙とビニールの壁が貼られたりしていました(飛ばしちゃうとビニールの中に入り込むので毎回ガサガサしながら探すという)


対戦始まり、印象としては「うわー、この人強いなー!」(※ボキャ貧)
それでも何とか食らいついていかなければならんと思い地道に取り続け、何とかほぼセイムの状態で後半を迎えました。


崩れ始めちゃったのは私の方。


大会前に師匠にも指摘されていた「浅い」といわれるような取りが頻発。
「浅い」っていうのは、札をしっかり払えないでカスる・空振るという状態。
つまりは札まできちんと届いてないので、取りきれないわけです。


ずっとその辺気をつけなきゃと意識していたんですが、そういうのが出始めたっていうのは集中力を欠いていたんでしょうね。


バイ枚数差ついてきた


という余計なワードが混入しはじめてしまいました。
これはよろしくありません。
余計なこと考えず札の確認をしなけれb


こうなると自陣のが出る確率高いか?
いやでも敵陣連続で出たらどうする
しまった「た」のカウントあやふやだ
そういやさっきから「お」が読まれてない
いやだここで負けたくない
せめてあともう1試合取りたい
etc...


増やしたくないのに増える余計な思考。
そうこうしているうちに、相手残り2枚。


「はなの」が読まれ、自陣左下段3枚のうちの真ん中。
これは「はなの」の「の」の瞬間に「来た!」と分かり、反応できました。



が。





やっちまった!(白目)



これにより、相手残り1枚。何ということでしょう。
その後敵陣「し(の)」が出て、抜くことができず試合終了。8枚差。



師匠「うん、ということは、私が指摘した部分はあながち間違いでもなかったということですかねぇ」
亮「間違いじゃなかったどころか、まさににそこの部分です・・・(白目)」



と、そんな感じで今年の新春大会が終わってしまった亮さんなのであります。
どっちが取ったかの判断も冷静で正確、礼儀も正しい方でしたので、ぜひとも優勝して頂きたいなぁと思いながら会場を後にしたのですが、どうやら本当に優勝されたそうです。おめでとうございます!



まだまだ「取り組みが足りません」
今年は、一つ一つの動作から何から、時間をかけてきっちりとした土台作りをしていこうと心に誓った亮さんなのでありました。



【余談】

私が泊まったホテルの部屋。



・・・ボク、お一人様シングルで頼んだんだけどさ。
何でベッドが二つあるん?(´・ω・`)