かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

新春大会詳細その1・二回戦

というわけで、試合の詳しい内容について。




まず会場、墨田区総合体育館武道場



広い(笑)
それもそのはず、D・E級だけで参加者500人超ですからね・・・


心なしか酸素薄い気がします(苦笑)


D級はD1〜9まであって、一回戦は大量の不戦が出ました。私が出たD2は一回戦が一組だけだったので、同じグループの相手はどんな感じか見ておこうと思って、取りを見に行k


なんかすげぇ

速いんだけど( ꒪⌓꒪)


・・・・・・。
見るのやめよう←
とりあえずその速い子と当たらなきゃいいなとか考えたりしながら、読手の声に耳を傾けたりしていました。


二回戦。
組み合わせ発表され、番号を見て自分の場所へ行き待機。そのうち相手がやってきて・・・・・・


一回戦取ってた

めっさ速い子だった( ꒪⌓꒪)


スピード感のない私としてはややどんより気分ですが、ベストを尽くすしかありません。


札を並べて暗記s


・・・あれ、札って

こんなにあったっけ?


考えてみれば、11月の仙台大会以降、普通の50枚並べる競技をやっていませんでした。三分の百首での練習しかしていません。三分の百首は場の枚数が基本20枚なので、倍以上あればそりゃ多く感じますわな(笑)


今回、私は課題を設けました。

「札の確認と決まり字のカウント以外のことを頭でつぶやかない」

当たり前のことのように感じますが、雑念の多い私には結構「難題」です。余計なことを考えず札だけに集中すること、それが今回一番の課題でした。


試合が始まり、一回戦を戦った相手の方は、体がよく動いています。高校生なので、動きにキレがあり、怖いです(苦笑)
せっかくの敵陣が出ているのに、右下段が間に合いません。序盤からバンバン先行されてしまいました。

そのまま4、5枚ほど相手の連取が続いてしまったので、とりあえず1枚取りたい所。敵陣を狙って行ったら、自陣が読まれました。慌てて戻り、何とか最初の1枚。

ここら辺から、少し地味に「拾う」のが続いたので、なんとか中盤までしのいでいこうと思いました。

取っていて気付いたのは、相手があまりこちらに来ないということ(もちろん、抜きに来た札もありましたが)
そして、送った二字決まりは右側中・下段に置くこと、一字になった札は必ず下段まで下げてしまうこと、という傾向があるようです。


中盤。三字決まりの別れ札で敵陣に攻めに行って戻り手で取った際に、相手は自陣の方にお手つきをしました。ダブです。

その後もそういうパターンが2度ほど出て、状況が優位になってきt


ハイハイそれが

油断

ってヤツですよー


勝ってる時ほど危ないものはありません。
こういう時に、何度追いつかれ逆転されたことか。
札の確認、決まり字の確認。

集中してる時は考えないようなことを、何故急に考え出してしまうのでしょう。無心で挑むというのは、本当に難しいものです。


終盤、何を送るか考えた結果、送ったのは「なにわが」
この時点で、「な」は「なにわえ」「なにわが」しか残っていませんでした。

あわよくば「なにわえ」でお手つきしてくれればありがたいかな、とか思ったのと、「なにわえ」が出たら一字になっちゃうということ、自陣から送るのに、他の札はちょっとなぁ、などの理由で「なにわが」を送りましたところ、割とすぐ出ました「なにわえ」
私も相手もギリギリでかわし、ふぅー・・・とため息。

そして相手は右上段の「なにわが」を移動しませんでした。「一字決まりを下段に下げる」という傾向がある人が、よりによって一字決まりを上段に放置しているということは、「な」決まりであることをカウントしてない可能性があります。
※もちろん、意図的に置いていたという可能性もあります。


案の定、すぐに「なにわが」が出て、「な」でスポーンと抜くことができました。


最後は、相手の方が空札の時に続けて自陣へのお手つきをし、試合終了となりました。16枚差。



今までに比べ、立ち上がりで「緊張のあまり頭真っ白」という風にならなかったのは進歩した点かなと思います。
毎回、いわゆる「アガってしまう」状態になって、中盤まで全然暗記入ってなかったりしてましたので・・・そうならずに(多少の緊張はあれども)とりあえず普通に臨むことができたのは、良かった点でした。


三回戦は、また次回。