昨日、こまっちぃと話してた事だけれど。
競技かるたって不思議だよね、と改めて思う今日この頃。
年齢性別関係なく対等にできる競技であるっていうのも、そうなんだけど。
なんかこう、ものすごく特異性のある競技だよね、と思うワケで・・・
対戦していると、相手の感情の動きとか、なんか内面的な個人情報がすごく伝わるじゃないですか。ないですか?そういうの。相手の人となりが伝わってくるって言うのかな・・・
それって、何でなんだろう?とか考えたりしたんですが。
営業やってた時に「相手との接し方」について教わったんですが、人間には「パーソナルスペース」なるものが存在していて、相手の親密度などによって『この範囲内には近づかれると不快』とか『一定の範囲内にいても大丈夫』と思う、いわゆる「テリトリー」というものがあるんだそうです。
何センチ以内、とかそういうのも聞いた気がしますが、具体的な数字までは忘れました。google先生に聞いてみれば、出てくるんでしょうけど。
家族とか恋人とかそういう意識のある相手に関しては最も近い範囲に入っても大丈夫で・・・それはまぁいわゆる、ハグしたりできるくらいの近距離なんですよね。何十センチ以内とかそんなん。
で。
競技かるたって、よく考えたら(よく考えなくても)相手との距離って日常生活ではありえないほど近距離で相手と対峙するんですよね。
だって自分の頭と相手の頭の距離が
たったの3センチですよ。
その気になれば、チューくらいは
できちゃうような距離ですよ。
その距離感で、しかも長時間(1試合90分前後)相手とやり取りしてるワケですからね。確かにお互いの何かが伝わってきてもおかしくないかもしれません。
って事を考えて、不思議な競技だよねって話をしてたワケですが。
こまっちぃが言ってた。
「かるたーさん達って、みんな、楽しそうなんですよね」
そうなんです、『楽しい』んです。
・・・思うにね。
全国のかるたーさんはみんな、人と交流していく事がすごく好きなんだろうな、って。
日々そうやって、競技しながら見えない会話をし続ける私達。
だからなのかなぁ・・・自分を取り巻くいろんな人間関係の中で、かるたの仲間に関しては何かちょっと普通の付き合いと異なる感じがするのは。何だか分かんないけど、濃い繋がりができてるっていうのか、何というか。
個人競技だから「自分は自分」で孤高になってても良いような感じがするのに、人と謎の連帯感みたいなものがあるから、何だか不思議ですよね。
何が言いたいかって、要約すると「かるたが好きだ」って事なんですけどね。
・・・・・・ここ見てるアナタも、そうでしょ?(笑)