怪我をしてから2週間が経ちました。
腫れなどは引いてるのですが、膝を曲げているとだんだん膝が重くてだるい感じになってくるので、やっぱ悪いんだなーと感じます。なので、基本的には読手をするとか、あとは新しい子の相手をさせてもらったりとか、三分の百首をちょっとだけ取ってみたりとか。
思うように動けないのが分かるので、やっぱ治るのにはまだかかりそうですね。
故障した場所が場所だけに、まさか素振りをするワケにもいかないから、札の認識速度を向上させるための基礎的な訓練くらいしかできる事がありません。
今はじっとそれだけをやっていくくらいしかできないのですが･･･
焦るよねぇ（苦笑）
特に、同階級くらいのライバルの「○○ちゃん、ぐんと伸びてるよ！」「○○もできるようになっているし、取りもものすごく早くなったし」「○○ちゃんは○○さんとこのくらいの勝負できるくらいに成長している」等々な感じの情報が入れば入るほど、今何もできない自分が歯がゆいし悔しいし。こんな状態では、米沢大会の頃にはもう相当差を付けられちゃってまた1没しちゃうんじゃないか？とか、ついつい、あんまり良くない考えが頭をよぎってしまいます。
戻り手とか、上手にできないし（ベチャって戻るｗｗｗ）
渡り手とか、技術もないし（片方行きっぱなし）
囲い手とか、下手どころの話じゃないし（ザルです）
一字・二字決まりとか、すごく苦手だし（反応遅っ、て感じ）
その割には三字だと余裕でダブるし（平常運転）
自陣出ても全然取れないし（何それ美味しいの？）
自分のできる事って何よ？？？
と、改めて考えても、なかなかこれという長所は思いつかず。
せいぜい「トンカチで釘を打つ」みたいな
脳筋レベルな攻めくらいしか。
というくらい、周りに比べたらだいぶ不器用です。
どーやったらみんなああいう技術が身に付くんだろうね？？？
繊細、とか、華麗、とか、そんな言葉は程遠く。
第一、それすらも、対戦の間のどこかで少しでも気持ちが後ろに向いたり引いたりしようものなら、満足に発揮できなくなるし。
こんたことで、強くなれらぁんだべか？という不安を抱えつつ（うっかり秋田弁）
と、思っても、それしかできないんだからしゃーないわな。
薩摩示現流じゃないけど、二の太刀いらず！くらいの勢いで割り切って頑張るしかないしねぇ。
等々･･･いろんな考えばかりが、ぐーるぐる頭の中をかけ廻ってしまうワケですが。
そういう焦りとか不安感とかそういうものを抑え、自分を見つめながら、今、地道にやっている事や我慢している事などが、役に立つ日が来るのを信じる今日この頃なのでありました。
