かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

力の限り

ダメだ、ネガってる場合じゃない。
※ネガる=ネガティブになる




と、思ったのが木曜日の話。
自分では前向きなつもりでいたけれど、練習会で取ってみて、かるたに対して向き合わなさすぎっぷりに「あぁ、こんなんじゃダメだわ」と気付き(だいたい、大会以降まともに札を見てなかった、触ってなかった)


このままだと自分の気持ち同様「中途半端な守り」になりかねないなと思ったので、ここはあえての「敵陣のみ狙う」をバカみたいにやって。勝ち負けじゃなくて、自分のスタイルを見失わないように、そのための取りをしなければ。そう思って何とか立て直そうとしたこないだの木曜の練習会。


そして今日も練習会。


1試合目は新たに参加する事になった高校生の子(貴重な男子!)と対戦。やる気がある子なので期待が持てます。ちゃんと音に反応しようという姿勢があるし・・・新しい仲間が増えたのは嬉しいことです!

そして2試合目、A級のNさんとの対戦。
Nさんとは何度か取らせて頂いていますが、まぁ何と言うか、いつも20枚差とか20枚差とか20枚差などなので、敵陣も自陣も常に取れる気がしません。
でも、そんな相手だからこそ、臆さずに頑張らないと!と思い。


全身全霊を込めて

敵陣を取る!


と、その1点のみに集中しました。
結果、10枚差まで頑張ることが出来ました。
ものすごく頑張りました。
大会もそれくらい頑張れよって声が聞こえる気がしますが気のせいです。
いや、大会での結果があっての今日の取りだと思います。
(と、さもそれっぽい事を言ってごまかしてみる)


大事なのは「枚数差」という結果ではなくて、内容の方なワケですが。

序盤、速さにビビりかけたけど「そこでビビってたらダメだ、力の限り精一杯取りに行ってやっと届くか届かないかなのに、最初から無理だと思ってたら一生取れるワケが無い!」と自分に言い聞かせて。


もちろん、ただ「敵陣を取る事」が「攻めがるた」ってワケじゃない。
「攻める」という気迫を相手に感じさせてこその「攻めがるた」。
周りがいう所の「ミミズクモード(※猛禽類)」にならなければいけない。
二の太刀は要らない。敵陣に出るその1枚に全力を尽くして向かえ。


というくらいに思わないと、とてもじゃないけどまともには戦えないので。。。
おかげさまで、なんか色々振り絞ってすごく消耗した気がします。
対戦後、頭痛がしてきたくらいですし・・・(もしかしてただの水分不足?)
でも今、こんな時だからこそ頑張らないとダメな気がしたんです。何となく。


Nさんからは
「とてもよく攻めていて良かった、今まで見てきた中で一番強い攻めをしていた」
と褒めてもらえてすごく嬉しいです。


もちろん、送り札のタイミングに甘さがあったりとか、不用意なお手をしてしまったりなど(最悪な事に最後もお手で終わってますし・・・)の反省点も多々あって色々アドバイスしてもらいました。


今日の対戦、何か大事なものを得る事ができたような気がします。
明日に繋がるようにしていかなきゃですね!


頑張るぞー(`・ω・´)