かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

送り札のこと

「ちょっとぉ、ちゃんと考えてる!?(゚Д゚#)」
・・・と、MURAさんにツッコまれていた送り札の事。

『攻めるなら、短い決まり字を送る』

というのがセオリーだっていうのは分かっているのだけど。
「一字・二字が苦手」という意識がなかなか拭えないせいか、送るのが怖くて送れない時がしばしばあります。なんかこう、せっかく送ったのに取られる気がして。「送ってない自陣の札」よりも「送ったのに取れなかった札」の方が何となく心に来るというか・・・

MURAさん「亮さんは自分で分かってないんだけど、遅い遅いって言ってて実はちゃんと速いのに、なーんか『みんなの方がよっぽど速くてついていけない』みたいな事言っちゃってさ」
よねたん「え〜〜〜速いじゃないですか十分〜」

・・・そうかい?(゚∀゚)

でもまぁ、最近は一字、二字への苦手意識克服のため、できるだけ積極的に狙って行こう!と思ってはいるんですよ。だから、例えば自陣に「ひさ」「ひとはorひとも」があったら「ひさ」を、「いに」「いまはorいまこ」があったら「いに」を・・・という風に考えてはいますが。。。
自陣に決まり字が長いものを置いた方が、その分戻る余地ができるワケだし・・・

っていう理屈は分かってるんですが。
やっぱ何処か後ろ向きな送りをしてしまったり。

MURA「右下段に『む』『め』『も(ろ)』って固まってるのに、何でそこで『あり(ま)』を送ってるんだか分からないし」
私「Σ(゚Д゚;)ギクッ」
MURA「マ行が出たら飛んで来られちゃうでしょ。そういう時は、例えば『も(ろ)』とかをさっさと送って相手から狙っていかないと。『め』を送って取ったのは良かったけど、それよりも『も(ろ)』はもっと先に送っておくべきじゃないかな」

ちなみに、敵陣に『もも』が別れてて、先に出てるんですよね。
なので尚更、場の状況を動かすためには『もろ』を送っていった方がいい。
自陣にあったままでは相手が憶えるだけなので、送る事で「前の位置の記憶」と混同させる効果が出る事がありますからね・・・・・・というのにも関わらず「もも・もろ」がどっちも苦手なため、何となく敬遠して自陣に置きっぱなしにしていたのは確かに送りの戦術として好ましくないですね・・・

送り札については、今後ますます考えていく必要がありそうです。
まずは自分に設けている課題をクリアしていくためにも、苦手から逃げずにキチッとそれを狙って行かないとですね。