かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

探知・判断・攻撃

「軍艦に例えるとさ」
・・・と、いきなり語り始めたウチの旦那さん。


旦那「決まり字を感知してその札を見つける能力って言うのは、敵を『探知』するレーダーに当たると思うんだよね」
私「レーダーですか・・・」
旦那「でも、それを探知しても、それが間違いなくその札であるとか、場にあるのかないのか、だとか、残りは何が出るのか・・・という事がちゃんと正確に脳内でシステム的に『判断』できてないと、似たような音の札にお手つきしちゃったりする事もあるワケでしょ」
私「そうですね」
旦那「そしてさらに、それを判断できていても、それを今度は『攻撃』をしなければ札は取れないワケだ」
私「うん」
旦那「その迎撃するミサイルの発射速度が、手を出す動作の速さに該当するという事ではないでしょうか」


なるほど・・・・・・(`・ω・´)

ちなみにウチの旦那様は、軍艦とか戦闘機とかそういう類が好きです。なので、この手の話をし始めると止まりません。ちなみにこの後、普通のレーダーとフェイズドアレイレーダーの違いやイージスシステムについて、ミサイルと大砲の違いや撃ちもらしたミサイルへの対処・弾幕の張り方等々について、しばらく語っておりました(ここで書くと、ただでさえ長い記事がますます長くなるので省略)


それはともかく。(※停滞した状況を一気に打開できる便利な言葉)


それぞれをかるた的に当てはめるとしたら、こうかなぁ。

探知=感じの早さ
判断=決まり字変化への対応
攻撃=動作の速さ

この中で、自分の能力がどの順で備わってるか考えると・・・
「判断>攻撃>探知」になるような気がする。
場に出ている札が何で、残りの札は何なのかについて判断する能力はあると思う。
でもそれを探知する能力は欠けていると思うし、攻撃する能力も性能的に劣る。
であれば、弱点を補う鍛え方をしていけば良いワケだ。


探知能力を鍛えるのは、多分限界があります。
一度落ちた聴力が良くなる事は、多分ない。
もしかしたらあるのかもしれないけど、劇的に戻るというものでもないだろう。
でも、ある程度、維持する事は出来るかもしれないので・・・
MURAさんにも言われましたが耳は大事にしないといけないですね。

また、私は周辺視野がものすごく狭いです。
前後の距離を測るのは良いんですけどね。
だから、場を全体的に広く見てどこにどの札があるか探すのが苦手です。
予めそれぞれの札までの距離をきちんと確認しておかないとダメなんですよねぇ。
(広く見てるだけだとホント目測誤るんだよなー)
でもこれは、下の句に入る時たくさんの札を見まくると対応できる・・・はず(多分)
まぁ、すごく目が疲れそうな気もしますが・・・


攻撃能力は、鍛えられるはず。
瞬発力とか動作速度を上げ、その速度を支えるのに必要なのは筋力です。
聴力同様、年齢が高いと不利な部分ではあるかもしれませんが・・・
それでも筋肉は鍛える事ができるもの。
可能なものは頑張るに越した事がないですからね。
不足分を補うためには、必要な事だなと思いました。


もちろんの事ですが。
判断能力はさらに向上する必要があります。
より正確な記憶ができるようにしていきたいですね。
経験を積む事で、記憶力の上に「試合の流れを読む力」を乗せていけるようにしたい。


旦那「つまり、一つの能力だけ優れててもダメというワケだ」
私「まぁそういう事だよね・・・」
旦那「ジャンケンで言うと、チョキだけじゃ勝てないって事と同じじゃん」
私「あぁ、うん、その例えは分かりやすかったwww」
旦那「チョキだけの人は、チョキには対抗できてパーだけなら勝てるかもしれないけど、グーもある人には勝てなくなっちゃうでしょ」
私「いくら、どれか一つが突出していても、他の要素も合わせて総合的に強くなきゃダメって事だね・・・」
旦那「そう。だから一つだけ・・・例えば『感じ』ってヤツだけが優れてても『ラッキ☆早いだけの子に当たれて☆』とか言われちゃったりするワケですね」
私「・・・・・・意外とガッツリ『ちはやふる』読んでますね旦那様・・・」


そんな風に、かるたに関する考察のようなお話をしていた、私と旦那さんです。
って、旦那さんはそう言ってる割に、かるたは全然やりませんけどね!(笑)

私「そこまで理屈的に分かってるなら、いっそやればいいのでは・・・」
旦那「俺には絶対無理。実際よくそれ全部憶えてやってるよね〜」

(;´Д`)なんじゃそりゃwww
まるでかるた部の顧問か何かみたいに語っておいてwwwww
・・・ま、家族が理解を示してくれるのは嬉しい事ですけどね!