かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

「歌番号」で気付いた事

「うわ、なんかそれすっごい興味深いなぁ〜〜〜」
・・・と言ったのは、練習会仲間のTさん(B級・三段)
というのは、先日の練習会で「歌番号1〜50番までで札分けしてありましたよね」という事で、気付いた事について話をしたからなんですが。

番号で定位置を決めている私・・・また色々な事を、改めて考えさせられました。

「札分けは番号で行う事がある」というのに気付かされた今回の練習会・・・
実を言うと、番号で分けているなと感じたのはその1回だけではありませんでした。
同じくこないだの練習会で、途中の番号帯がキレイに無くて、特定の番号帯ばかりが揃ってた回があった・・・もしかしたら、1〜25番・76〜100番、みたいなそんな感じ?だったんですよね。配置していて、両端に妙な偏りを感じたのでおそらくそうなのかな、と。
よく考えたら、番号が振り分けられてるものなんだから、そういう札分けなんて普通にありえますよねぇ(笑)

例えば、今回みたいに1〜50とか、51〜100とか。
もしくは奇数番号だけとか偶数番号だけとか。
あるいは10枚ずつ飛び飛びとか。
そういう札分けがされる可能性はあるという事ですね。

これは、歌番号を定位置としている私には大いに影響があります。
でも必ずしもデメリットだけではないかもしれません。

例えば、こないだのように出札が1〜50だった場合。
あの日は頭がぼーっとしててとにかく歌番号偏ってる!としか考えてなくて残念な感じだったので、その出札をもう一回並べて練習してみる事にしたんですが・・・・・・

「一枚札は『す』と『ふ』の2枚だけになるのか・・・そういや残りは全部後半だもんなぁ」
「二枚札は『う』と『も』が完全に無し。『ゆ』は『ゆら』の方だけ、『つ』『し』はどっちもあるし・・・」
「そっか、四枚札の中で『よ』の札は1枚も無いって事になるんだ〜。『は』『か』は2枚ずつになるし、『や』は自動的に『やす』以外出てるという事に」
「『み』は5枚中3枚だけだもんなぁ・・・『みよ』『みせ』は空札になるもんね・・・」
「『な』は出札が『なにわが』『なにし』『なつ』の3枚だけだね〜」
「『きみがため』はどっちもある、『きり』が空札だから注意しないとなぁ。他の大山札も『あさぼらけ』は『あ』、『わたのはら』は『や』の方が出札という事になるのか・・・」

といった事が、すぐに札のイメージとして頭に浮かんできたり。
出札と空札が、いつになくよく見えたというか・・・そういう感じがしました。
つまりこれって、もっと正確に憶えていれば、番号だけでも多少は「傾向」が「読める」可能性もちょっとはあったりするんじゃないの・・・!?なんて思ったり。奇数番号だけだったら一枚札は『め』『せ』『ほ』『む』、偶数であれば『す』『ふ』『さ』が出札という事になるし・・・とかとか、色々。
まぁ、数字にとらわれるのは余計な脳内リソースを使っている感じがするし、歌番号を憶えるのなんて競技的にすごく無駄があるような気もしなくはないのですが・・・でも、そういう事を考えてみるのもまた、ある意味で楽しいかな。研究してみる価値も少しはあるかもしれないですねぇ。


競技かるたの人としては変わった並べ方や憶え方をしているかもしれない私ですが、これがある意味で一つの武器に変えられたらいいなぁ〜なんて思う、今日この頃でした。