かるたる!〜競技かるた日記〜

日常系競技かるたブログです。

音の聞き分けについて分析してみる

まだ「これが得意!」と胸をはって言えるような札がありません。

元々百人一首が好きだったから「好きな歌」は何首かあるけれど、それがイコール得意札になっているわけではないみたいで…聞き取るのが速い音が得意札になるんだろうから、歌の意味が好きな事とは必ずしも一致しないのは仕方のない事ですが。

今日も練習でそんな話をしてたのですが、かるた会の先輩が
「おおえ、おおけ、はいいんだけど、おおこ、は何だかイマイチなんだよね。なんでかなぁ?同じような決まり字なのにね」
と、自分で疑問に思ってたらしく。
発音・発声に関しては、一応司会とか朗読とかやる人間なんで、ここは一発分析だろうと。

思うに、「おおえ」「おおけ」は、母音が「o・o・e」と、三字目で変わるので、発音がはっきりしやすい。なぜなら「o」より「e」の方がより口を開くから。だからその前の子音が「k」なのかそうでないのか、聞こえ方はクリアーなはず。
でも、「おおこ」は「o・o・o」と、口がすぼまったままの発音になる。だから音の変化が聞き取りにくいのではないだろうか???

逆に、同時期に始めたかるた会の友達は「おおけ」と「おおこ」が間違いやすいと言っていた。多分、「o・o・ke」「o・o・ko」の「k」を聞き取って反応しているのではないか。

などなど、挙げてみると色々あって奥が深いです。

自分がどのくらい聞き取れてるのかはイマイチよくわかんないんだけど、それが分かるくらいしっかりと聞けるようになりたいなぁと思う、今日この頃です。