百人一首100首を頭の中だけであいうえお順に並べ、全て暗唱するというのをやってみました。
逢いみての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思わざりけり
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれいずる月の 影のさやけさ
秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
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と、いった具合に。
しかし、「あ」から始まる歌だけで16首。
順番にやっていって、詠んだ数を数えてみr・・・
あれ?15首しか言ってないぞ???何が抜けた?
と、決まり字を順番に並べてみる。
あい、あきか、あきの、あさぢ、あさぼらけ あ、あさぼらけ う、
あし、あまつ、あまの、あらざ、あらし、ありあ、ありま、あわじ、あわれ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あとなんだっけ。と、よーく考えてたら「あけ」が抜けてた。
明けぬれば 来るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
札見ればすぐわかる歌なのに、いざとなると意外な歌が抜けたりなんかしたりで。その後の、「い」(3枚)「う」(2枚)「お」(7枚)・・・なんかは順調に行きましたが、「な」(8枚)と「わ」(7枚)あたりはやっぱり自信なく。
あと「決まり字と札は憶えているが、上の句の途中をはっきり憶えていない」という歌も数首あったり。
別に、競技かるた的には、歌全部を憶えている必要はないのだろうけど、そういう事をするのは何だか遠回りをしているような気もするんだけど(決まり字と札の組み合わせを憶えていればいいワケですからね)でもせっかくだから全部憶えたいな、と思う今日この頃なのであります。